不倫慰謝料の交渉に関するQ&A
Q自分で示談交渉をするメリット・デメリットはありますか?
A
不倫慰謝料についての示談交渉を自分で行うメリットは、端的に言えば専門家に依頼する費用がかからないことです。
不倫慰謝料請求をする場合も、された場合も、弁護士に対応を依頼する場合には一般的に数十万円の費用がかかります。
証拠収集を興信所等に依頼する場合には、その費用の負担も生じます。
示談交渉を自分で行うデメリットは、時間と労力を要すること、強いストレスがかかること、不利な結果に終わる可能性が高くなることです。
不倫慰謝料請求の交渉は、証拠収集などの準備も含め、とても多くのことを行わなければなりません。
前提として、民法等に関する法律的な知識、ノウハウも必要となります。
また、不倫など家庭、家族に関する法的な争いは、特に感情が強く働く類型の事件ですので、当事者が感情的になりやすく交渉には強いストレスを伴います。
不倫慰謝料の金額面においては相場が存在し、かつ金額を増減させる要素がいくつもあります。
これらの知識がないと、適切な慰謝料の金額を設定することが難しくなります。
Q示談交渉を弁護士に依頼するメリットは何ですか?
A
示談交渉を弁護士に依頼するメリットは、相手との連絡窓口を含め、行わなければならない事項の大部分を弁護士に任せられること、および適切な条件で示談を終えられる可能性が高まることです。
具体的には、不倫慰謝料を請求する側であれば、準備段階における証拠収集(ご本人が取得すべき証拠については、取得方法のアドバイス)、法的知識等に基づく慰謝料の設定、内容証明郵便の作成、相手との交渉、示談書の作成などが挙げられます。
不倫慰謝料を請求された側であれば、慰謝料支払い義務の有無の検討、減額事由の有無の検討、相手との交渉などが挙げられます。
Q不倫慰謝料の交渉がまとまらなかった場合はどうなりますか?
A
不倫慰謝料を請求する側が、訴訟を提起して不倫慰謝料の支払いを請求する可能性があります。
請求する側が勝訴した場合には、確定した判決を用いて、不倫をした側に対する強制執行が可能になります。
訴訟は話し合いではなく、民事訴訟法に基づいて進められ、当事者双方の主張立証を元に裁判所が判決を下します。
訴訟は、提起する場合にも、提起された場合にも、民事訴訟法等の知識が必須となりますので、弁護士に依頼することをおすすめします。